日々全力で前に進む justInCase の社員たち。この企画では、社員それぞれの想いや志、これまでの努力を、彼ら自身が語る言葉でお届けしていきます!
第3回は、Chief Software Engineer 大谷拓也です。
家族との時間を大切にするため、ニュージーランドに移住。日本、ニュージーランド、スイス3ヶ国でエンジニアとしてのキャリアを築いてきた大谷が、NZからのリモートという環境であってもjustInCaseを選んだ理由とは?
justInCase 私の履歴書 Vol.3
ー プロフィール
大谷拓也(おおたに たくや)
職種:Chief Software Engineer
趣味:読書/ジョギング/プログラミング
家族との時間を大切に。ニュージーランドに移住し、語学学校に通いながら転職活動。
大学院卒業後、NECに新卒入社しておよそ5年勤めたあと、NZに移住しました。私たち家族にとってロールモデルのような存在の友人がNZにいて、本当に色々教えてくださいました。それで彼らのように家族との時間を大切にするという土台をNZなら築きやすいのではないかと思ったのが一番の大きな理由です。
NZでは語学学校に通いながら職探しからスタート。NZでの初めての仕事はカーナビのソフトウェアエンジニアでした。縁あって、エバーノートのチューリッヒオフィス(スイス)で開発者として二年間ほど働きました。スイスの生活文化がちょっと合わなかったのもあって、NZに戻って金融系の会社でエンジニアをしていました。二年ほど前に、クラウドワークスで見つけたjustInCaseで、副業としてリモートで働き始めました。
justInCaseは、自分も一緒に作り上げている実感が今までのどの会社よりも強かった。
金融系の会社から、また別のNZ現地のスタートアップに転職して1年が経った頃、主であったNZの会社と副であったjustInCaseを逆転することに決めました。
通勤時間の短縮による効率化という物理的なことももちろん大きかったのですが、なにより「自分も一緒に作り上げている」と思えたことが一番の理由でしょうか。創業者である畑さん、小泉さんのフランクな姿勢は、私にはとても新鮮でした。あそこまでフランクでフラットに従業員に接し、仕事を任せてくれる懐の大きさは、それなりの数の企業を経験した私も、初めてのことでした。
大きな責任をちゃんと信頼して任せてくれること、リードエンジニアとしてメンバーに影響を与えていると実感できること(しかもリモートなのに)。そんな風に感じられるjustInCaseの仕事は充実感がありました。
ライフプラン的には、日本の会社を主に働くのは少し早かったのですが、justInCaseならできると思ったんです。
透明性やP2Pの仕組みに共感。自分自身が抱いていた押し売りという保険のイメージが覆された。
プロダクトに関して、例えば、P2P保険(わりかん保険)は、その仕組みが単純に面白いと感じましたし、そんなことが可能なんだという関心もありました。
いただいた保険料を当然のように、正直に開示する。保険料の後払いによってより透明性が伝えられる。 そんな話を聞いていると、私自身が感じていた保険に対する「押し売り」のイメージも覆されました。
保険に対する一般的なイメージが「押し売り」「よくわからない」「面倒」といったネガティブな意見であることを、これからも忘れずに開発していきたいと思っています。
チャレンジしたい人、主体的に提案できる人は絶対に向いている。
スタートアップならどこももちろんそうだと思いますが、justInCaseでは主体的に提案できる人が多い。なので、チャレンジしたい人や主体的にアイデアを出していく人は絶対に向いていると思います。
カルチャー的にもそうですし、どんなアイデアも畑さんが拾ってくれるんですよね。私も拾えるように努力しています。
リモートでここまでできるのはチームの努力。
justInCase は日本のみならず世界中からリモートでコミットしているメンバーがいるので、どのように効率的にコミュニケーションするのかが課題になります。
リードエンジニアである私がまずは日本にいないので、毎日オンラインでMTGをし、それぞれの進捗や悩みなどをシェア。ちょっと席に行って、「どう?」というコミュニケーションはできないですが、slack上で常にコミュニケーションをとるようにしています。それでもやはり対面でのコミュニケーションとは違うので、オンライン上でそれぞれが配慮してお互いを助け合いながらやっていけているのは、justInCase のチームだからこそできることだと思います。リモートでここまでできるのはすごい。
ただ、やはりそこが課題ではあるので、今後ますますメンバーが増えていくなか、バックエンドとフロントエンドの共有方法を常にアップデートしていったり、デザインチームとのさらなる連携をオンラインでいかにロスをなくすか、話し合っていきたいです。