これまで当社は「保険をインタラクティブに」をミッションに掲げてきました。
2020年1月からスタートした規制のサンドボックス制度における「わりかん がん保険」の実証実験。
”わりかん保険仲間”である保険契約者様から、がんに罹患(りかん)された契約者様に対し、応援メッセージをいただく仕組みを採用しました。
「わりかん がん保険」で初めてがんに罹患された方に保険金をお届けしたあと、ドキドキしながら応援メッセージを募るメールをお送りしたとき、
「少しでもメッセージをいただいて、がんを患われた方にお届けできるといいな」
これが正直な願いでした。
しかし、いい意味でこの願いは裏切られました。
1時間も立たないうちに、大量の、しかもすごく心のこもったメッセージが届いたのです。
顔も知らない”わりかん保険仲間”というだけのコミュニティで。社員一同、大袈裟ではなく感動し、涙腺がゆるみました。
Photo by Giulia Bertelli on Unsplash
従来の保険ではあり得なかった、保険料と保険金だけではない”言葉の応援”が生まれたのです。
本来の保険の姿である「助け合い」が見える化し、「わりかん保険に入ってよかった」と感じていただけたのだと実感した、忘れられない感動の瞬間でした。
これを私たちは直感的に価値を感じていただける「右脳的価値」と呼んでいます。
罹患された方がどのような想いでこの応援メッセージを受け取られたのか、闘病中のご本人からお伺いすることはなかなかできませんが、ご家族の方からお礼のメッセージをいただいた際、”言葉の応援”を生んだ仕組みが当社の自己満足ではなかった、という感動とともに、ひとつの自信にもつながりました。
ご契約者様の想いから生まれた、まさしく「インタラクティブな保険」の誕生でした。
しかし、保険のことを日常でそんなに頻繁に、真剣に、考えたい方はなかなかいません。
インタラクティブにすること、それ自体がミッションでいいのか?押し売りではないか?
そんなことをずっと自問自答し続けた1年でもありました。
Photo by Matthew Osborn on Unsplash
2020年、1年で5つの保険商品を世に送り出し、「わりかん がん保険」が実証実験を終え、継続できることになった2021年、新たなステージを迎えるタイミングに、ビジョン・ミッション・バリューをリニューアルする必要がある、と結論付けました。
”透明性が高く” ”合理的で” ”安価な” 保険が選択肢にあることを伝えること。
そしてその選択肢を増やすような保険を開発すること。
まずやるべきことはこれらではないか。
1年間試行錯誤した当社がみなさんからいただいた感動とともに、常に根底にあり続ける想いをのせた、新たなメッセージがこちらです。
ビジョン
助けられ、助ける喜びを、
すべての人へ。
これまで自己責任とされてきたような、
小さな不安さえ分かち合い、支え合う。
誰もが、孤独な不安に囚われず、
いつも前向きに生きていく。
助け合って生きているという実感と、
その喜びが、溢れる社会へ。
ミッション
あらゆる不安に寄り添う、
“良い”保険を発明する。
人の不安は、命にかかわるものだけではありません。
これまで保険が対応してこなかった、
数えきれない不安が、人生には存在します。
私たちは、前提や歴史をイチから見直し、
前向きに生きるために必要な安心が、
適正な金額で行き渡るように、
保険業界における挑戦をし続けます。
バリュー
Move forward
進化のために、役割を問わず全力で前進する。
Think forward
現状を把握し、未来を想像し、思慮深くアクションする。
Straightforward
たとえネガティヴな話でも正面から。そして素直に讃えあう。
そして、新たなステージに差し掛かった当社で、ともに挑戦してくれる未来の仲間を募集しています!このバリューに共感してくださる方、ぜひご連絡ください!
募集ポジションはこちら
https://herp.careers/v1/justincase