ホワイトペーパー『ITを中心とした保険の方向性を指し示すロードマップ』に関する代表 畑の想い
ー4回に渡り、各回の掲載内容と当社代表 畑が「保険毎日新聞」に寄稿したコメントをご紹介しますー
【第4回(最終回)】第6-7章:SaaSとスタートアップとそのケーススタディ
第6章及び第7章では、既存保険業界が変化していく際の一つの選択肢であるSaaSやス タートアップとの協業における考え方と実例を述べる。
(※第5章では、「規制環境」としてこれらの今後の変化について必要不可欠 となる規制環境について述べています。)
【当社代表 畑 加寿也 書き下ろしコメント】
『協業は結婚のようなもの』
6章および7章ではSaaSとスタートアップの協業について記述している。海外事例や他業界事例を鑑みると、SaaSがこれまで以上に広が っていくことは疑いの余地がない(しかし依然として、”Why SaaS?” の説明が必要なフェーズから業界は脱していないように感じられる)。
SaaS≒スタートアップではないが、実際には意思決定の早いスタ ートアップ企業が、アジャイルな開発体制と、領域を絞ることで得られる圧倒的なスピードによる新しいSaaSサービスを提供することが多い。スタートアップ企業である当社では、これまで多くの大企業(保険会社・事業会社)との協業実績や検討経験があるが、協業成功の鍵は「大企業の経営者もしくはその経営者を支える管理職のコミ ット」である。
またそのようなコミットが何のために必要なのか、なぜリスクを取るのかなどの整理ができていることも、極めて重要である。協業は結婚のようなものであり、お互いの違いを理解・尊重した上で「歩み寄り」がなされたものでなければ、失敗の可能性が高くなることは言うまでもない。
ホワイトペーパー『ITを中心とした保険の方向性を指し示すロードマップ』
https://justincase.jp/whitepaper/whitepaper20210929.pdf
出典:保険毎日新聞2021年12月2日付面「justInCase インシュアテックホワイトペーパー発表に寄せて(第4回)」