【第2回】シリーズ:ホワイトペーパー公開に寄せて

ホワイトペーパー『ITを中心とした保険の方向性を指し示すロードマップ』に関する代表 畑の想い

ー4回に渡り、各回の掲載内容と当社代表 畑が「保険毎日新聞」に寄稿したコメントをご紹介しますー

【第2回】第3章:現状把握

第3章(現状把握)では、現在の保険会社における特にITを取り巻く体制が、第2章で述べられたような未来の変化に対応できるのかについて考察し、どこに問題があるのかを述べる。

【当社代表 畑  加寿也 書き下ろしコメント】
『人材の確保について思うこと』
3章(現状把握)では、既存の保険会社のITインフラがレガシー化していて新しい取り組みが始めにくい状況にあること、それを打破するために必要な人材の確保が厳しいことを記載している。レガシー化の現状については、ホワイトペーパー記載前にさまざまな関係者へのヒアリングをベースとしており、ホワイトペーパー公開後にも多くの方に同意のコメントをいただいた。良い意味で多くの関係者は現状の把握ができているということではないかと考える。
一方で人材の確保については、平均的な保険業界人の皆様と私の認識は異なる気がしている。当社では毎日のようにDX人材と採用面談をしている中、ホワイトペーパーではDX人材と言ったりIT人材と言ったりしているが、これは実はエンジニア(≒プログラミングコードを書く人)のみを指しているわけではない。
当社ではエンジニア部門(開発部門)という部門名称を廃止し、製品本部というプロダクトを開発する部門に洗い替えた。製品本部にはエンジニアもいればアクチュアリーもおり、そして保険業務実務経験の長い人材(たとえば保険金支払査定業務)もおり、全員が「開発者」として参画している。
製品本部の各ブロダクトチームは毎週スクラムを組んで過次でブロダクトの構築と改善を全員で取り組んでいる。このような環境に適合できる人材には、IT開発の前提知識、コーディング経験、保険業務知識、そして短いスパンで結果を出 していくマインドセットなど多くの複合的な要素が求められる。これまでの保険業界における人材 獲得競争は業界内で閉じていたが、今後全ての業界がIT業界化していく中で、さらに大きなユニバースでの競走となり、また何が当然とされるかも経営陣や会社はマインドセットが変革されていく必要がある。

ホワイトペーパー『ITを中心とした保険の方向性を指し示すロードマップ』
https://justincase.jp/whitepaper/whitepaper20210929.pdf

出典:保険毎日新聞20211130日付面「justInCase インシュアテックホワイトペーパー発表に寄せて(第2回)」

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