justInCaseの畑です!
本記事では、
- InsurTechスタートアップって一般に何なの?
- その中でjustInCase社は何をしようとしてるの?
という2点について書かせていただきます。
InsurTechスタートアップって?
そもそもInsurtechとはなんでしょうか?言葉の定義を確認しましょう。
InsurTech(インシュアテック)とはその名の通り、Insurance(保険)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせたものを指します。 他にも別名で、InsTech(インステック)という呼ばれ方もしています。
引用:InsurtechJapan
https://insurtechjapan.com/general/201711/what-is-insurtech
簡単に言えば、保険にテックを導入し、なんかこれまでとは違うことしよーぜ!ということです。以下の保険の一連のプロセスの中にテックによる大幅な改善を提供するものです。
- 保険の販売募集
- 保険の引受査定
- 保険料の価格付
- 保険の支払査定
- 保険会社内の業務管理
このようなプロセスの一部もしくは全てに、
- ITによるペーパーレス化
- 機械学習による自動化
- ユーザー体験(UX)をより便利かつスムーズ化
などのテクノロジーや工夫を注入します。
このようなことに取り組むInsurTechスタートアップは、海外でも、保険販売と引き受け査定のインターフェース(API化含む)だけだったり、保険会社の支払査定業務改善のみだったり、と一連のプロセスのうちの一部のみに取り組むことが多いのが実際です。
なぜなら保険業は規制事業であり、通常、保険業免許を取得するのは海外でも非常に困難であるからです。
このような中で、例外的に海外で「保険会社」としてInsurTechサービスを提供するスタートアップも存在します。ちなみに米国は州によって保険業免許が異なり、州ごとに免許を取らないといけないと言うとんでも無く面倒な国です。
Lemonade
- 米国の火災保険を取り扱う保険会社
- かなりの知名度があり、2016年後半に開業販売したばかりだがものすごおい勢いで販売が伸びてます
- 2017年12月19日にsoftbankリードのUSD120mの資本調達でも話題になりました。
引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-19/P17FP66K50YH01
Oscar
リンク:https://www.hioscar.com/ny
- 創業2012年、サービス開始2014年の医療保険を取り扱う米国の保険会社
- 米国の医療保険制度は悪名高いものですが、これをUXやサービス面を含めて大きく改善
Metromile
リンク:https://www.metromile.com/
- 2013年サービス開始の保険会社
- IoTデバイスを提供し、完全に「走った分だけ」の従量制保険料を提供する自動車保険
詳しい内容 InsurTechJapan:https://insurtechjapan.com/trend/201710/metromile
ZhongAn(衆安保険)
- 2014年創業
- アリババ、テンセント、平安保険に出資されて創業という中国初のインターネット保険会社
- たった4年後の2017年夏に1兆円超で上場してます
- とにかく気軽に手軽に保険を販売
- 保険料収入はまだ30億元程度(500億円程度)ですが今後の成長期待。
詳しい内容はこちら ニッセイ基礎研: https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=56887?site=nli
justInCaseはどこへ行く?
これらの大スタートアップと並べるのは大変おこがましいですが、当社justInCaseも、日本に存在する少額短期保険(ミニ保険)という仕組みを活用して保険会社としてInsurTechサービスを提供することを目指しております!
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