2020年4月21日(火)、わりかん保険の8名の契約者のみなさまにご協力いただき、、わりかん保険の意見交換会をオンラインで開催しました。
メディアのみなさまにも関心を持っていただいているわりかん保険。
6名の記者さんもご参加くださいました。
オンライン上での開催となりましたが、みなさま真剣に質問に答えてくださり、大変有意義な取材会となりました。
お忙しい中ご参加いただいた契約者の方およびメディアの方には、心より感謝いたします。
取材にご協力いただいた契約者のみなさま
今回の取材会は、年齢/性別/職業など様々なライフスタイルの方々にご協力いただけました。
この状況下ですのでオンライン開催となりましたが、お忙しいみなさんにリアルにお集まりいただくのはなかなか難しいことを考えると、非常にいい機会に恵まれたと実感しています。
契約者のみなさまのご感想
では早速我々justInCaseおよびメディアのみなさまからの質問に対する、参加者のみなさまのご回答をご紹介していきます。
わりかん保険を知ったきっかけ
わりかん保険は、当社が今年1月に発売を開始した日本初のP2P保険であり、多くのメディアに取り上げていただき、関心を寄せていただいているがん保険です。
ローンチ前の段階でサンドボックス認定のニュースで発売を楽しみしていただいていた方もいらっしゃり、多くの方がメディアを通してわりかん保険を知ってくださったようです。
また、当社の提携パートナーであるLINEの保険一覧から見つけてくださった方、当社CEO畑の講演を聞いてくださった方、すでに当社のスマホ保険に加入いただいて、わりかん保険にも興味を持っていただいた方もいらっしゃいました。
わりかん保険に加入した理由
みなさま共通して挙げられていたのは既存の保険への違和感。
みなさまの中には、以前がん保険に加入しようと試みたものの料金体系や保障内容が複雑すぎて断念した方や、保険のブラックボックス化に疑問を抱いている方など、がん保険の必要性は重々承知しているものの、既存の保険には入れなかったり、入りたくない方が多くいらっしゃいました。
わりかん保険は、料金体系を単純化して分かりやすさを徹底するだけでなく、保険料の使い道を毎回お知らせするなど、契約者への可視化も重視しており、従来の保険とは全く異なる商品となっています。
みなさまの意見をお聞きし、わりかん保険は、従来の保険への不信感を払拭し、今まで入りたくても入れなかった人たちの受け皿になれているのではないか、と感じました。
また、他の理由としては、既にP2P保険が海外で一定の成功を納めていることを挙げられている方もいました。
P2P保険は中国やドイツでは既に実用化されており、中国の阿里巴巴グループが提供する「相互宝」は発売開始わずか1年間で1億人の加入者を集めるなど、大きな成功を納めています。
この事実をご存知になり、日本でもわりかん保険がうまくいくのではないかとご期待されているようです。
ご期待に添えるよう今後も努力していきます!
わりかん保険のメリット
みなさまが真っ先に挙げられたメリットが、保険料の安さです!
やはり、毎月の保険料が最大でも500円(被保険者:20〜29歳の場合)であることは、大きな魅力であるようです。
他には、スマホから簡単に加入できることや透明性が高いこと、料金体制が分かりやすいことなどの意見を頂戴いたしました。
また「わりかん保険のHP内にアニメーションの説明がある点が、分かりやすく先進的である」というビジュアル面での高評価もいただきました。
確かに言われてみると、保険会社のHPでアニメーション等は見たことはなく、どちらかというと数字や難しい保険用語が所狭しと並べられている印象があります。
人々の理解があってこその保険商品であるので、今後も閲覧する方が見やすく頭にスッと入るようなサイト運営を継続していきたいです!
わりかん保険のデメリット
デメリットとして挙げられたのが、本当に保険金が給付されるのかがまだ分からない、ということです。
実際この不安は十二分に理解できます。
なぜならば、わりかん保険はこれまで支払いのタイミングが3回ありましたが、がんの罹患者は幸いなことに0人であり、保険金を支払う機会がなかったからです。
支払い事例がないので、不安が生じるのも当然です。
しかしこれは裏を返せば、保険金の発生額に応じて後払いで保険料が定まるわりかん保険のメリットが生かされていること(契約者の保険料負担は2020年4月21日現在0円)や、がんで苦しい思いをするpeer(仲間)が出なかったことを示しており、むしろ歓迎すべきことかもしれません。
わりかん保険を周りの人に勧めたいか
誰に勧めるかによってみなさまの意見が分かれるようでした。
業界の関係者や新しい物が好きな若者など、わりかん保険という商品そのものに斬新さや将来性を感じる好奇心が強いタイプの人々には、ぜひ勧めたいという方が一定数いました。
しかし一方で、家族や友人、恋人などの身の回りの大切な人に対しては、がん保険という性質を鑑みると、まだ安易には勧められないという意見も受け取りました。
一時金として支払われる80万円は十分か
わりかん保険では、被保険者ががんと診断された場合、一時金として最大80万円が支払われます。
80万円という保障額についてはみなさまどう感じていたのでしょうか?
全体的な意見としては、「十分な額とは言えないが、他のがん保険の上乗せとすれば決して少なくなく、保険料の安さを考えれば満足できる」というものでした。
がんを罹患すると、医療費だけでなく食費や交通費、身の回りの物にかかる費用なども加算され、仕事もできなくなる恐れもあります。
このような側面もしっかりと考えた上でご加入されている方が多い印象でした。
がん罹患者の人数が具体的に分かってしまう点については、どう思うか
わりかん保険は透明性の高さを重視しているため、がん罹患者の人数や保険金の総額、保険料の使い道などの情報を契約者に公開しています。
従って、「がんに罹患した人数が通知されてしまうことで心が痛まないか」というニュアンスの質問がメディアの方からされました。
この質問に関しては、2つの回答がなされました。
1つ目が、むしろ自分の保険料が誰かの役に立っていることを実感できる、という意見です。
契約者がお互いを気遣い共に力を合わせて生きていく、というP2P保険の助け合いの精神をまさに表していると感じます。
2つ目が、生活習慣を見直すきっかけとなる、という意見です。
確かに自分自身の健康に問題がなくても、誰かががんになった事実を知れば、過剰な油断がなくなり、健康意識は高まりますね。
同業者としてわりかん保険はどう見えるか
保険業界に携わっている方に向けた質問です。
この方は以下のようにお答えになりました。
「わりかん保険のようなシンプルな仕組みを構築することは大企業ではできないので、脅威でもあり関心を持っている」
確かに必ずしも成功するとは限らない未知の商品を販売するのは、大手の保険会社では様々な障害があり、難しいのかもしれません。
しかし当社は、人々の幸せを最大化することを何よりも重視しています。
従って、たとえどんなに高い壁が待ち受けていようと、商品が人々の幸せの実現に寄与するのであれば、失敗を恐れずに挑戦していくのです。
おわりに
普段は契約者の方が何を考えているのか、何を望んでいるのか、などを直接知ることができないため、今回の取材会は大変貴重な機会となりました。
参加いただいたみなさま、メディアの方々ならびに今回取材アンケートにお答え下さった契約者の方々には、心より感謝いたします。
目下コロナウイルスが猛威をふるい、大変厳しい状況におられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしどんなに辛い状況であっても、頑張って努力を続ければ必ず乗り越えられます。
私たちも、保険会社として地道にできることを頑張り続け、今後も人々が幸せになる保険の提供に全力でチャレンジしていきます!