資金調達額上位のInsurtech企業に出資したベンチャーキャピタルをチェック!

この記事では、資金調達額上位のInsurtech企業に出資したベンチャーキャピタルを紹介します。

ベンチャーキャピタルとは?

ベンチャーキャピタルとは、様々な投資家から預かったお金をベンチャー企業に投資し、企業の成長段階次第、株式公開や株式譲渡等を通じて株式を売却することで、利益を手にする会社です。
ベンチャーキャピタルはベンチャー企業の成長段階に応じて、下記のような資金調達のラウンドでベンチャー企業に出資します。
ベンチャー企業の創業者やベンチャーキャピタルがベンチャー企業の株式を売却し、利益を手にするいわゆる「イグジット」を目指す上で、ベンチャー企業は買収や事業拡大の加速を目的として、シリーズCに次いでシリーズDやシリーズE等の資金調達のラウンドを行うこともあります。
引用:ファクタリング

ベンチャーキャピタルのInsurtech企業への出資

ベンチャーキャピタルは2019年までに世界のInsurtech企業に累計187億4千2万ドルを投資しました。

そのうち、累積資金調達額が1億ドルを超えたInsurtech企業に出資した会社を6つ挙げます。

参照:Crunchbase
(2020年5月末時点)

General Catalyst

2000年に設立されたGeneral Catalystは、医療保険の販売やヘルスケアサービスを展開するOscar Healthの資金調達において、シリーズAからシリーズCまでの各ラウンドに1回ずつ出資し、その後引き続き1回のラウンドに参加しました。
またP2P型の家財保険を提供するLemonadeに対しては、General CatalystがシリーズBからシリーズDまでの各ラウンドで1回ずつ、合計3回出資しました。
General Catalystは保険業界だけでなく、宿泊やデリバリー等の業界のベンチャー企業も含めて約700社に投資しており、そのうちイグジットを達成したベンチャー企業は現時点で約120社に上ります。

Redpoint

1999年に設立されたRedpointは、小規模企業向けの保険を取り扱うNext InsuranceにシリーズBで投資したほか、運転行動データ分析で保険料が定まる自動車保険を開発したRoot InsuranceのシリーズCにおける投資をリードし、次のシリーズDとシリーズEでも2回出資しました。
Redpointは主に約610社の米国や中国のベンチャー企業への出資を行っており、そのうち約130社がイグジットを行いました。

Ribbit Capital

2012年に設立されたRibbit Capitalは、シードとシリーズCのラウンドでNext Insuranceに2回出資しました。
またRibbit CapitalはシリーズBでリード投資家としてRoot Insuranceに出資した後、シリーズCからシリーズEまでの各ラウンドでも3回出資しました。
Ribbit Capitalは保険を含む金融サービスに関わるベンチャー企業を主要投資対象にしており、89社のベンチャー企業に投資しています。
イグジットに達成したベンチャー企業数はこれまで2社あります。

GV

2009年にアルファベットが立ち上げたGVは、上記のGeneral CatalystのようにLemonadeにシリーズBからシリーズDまでの各ラウンドで3回出資しました。
そして定期生命保険をオンラインで提供するEthos Lifeに対しては、GVがシリーズBで初めて出資し、次のシリーズCにおける投資をリードしました。
GVは業界を変革すること、または新たな業界を創ることを目指すベンチャー企業を支援しており、701件のベンチャー投資案件の中に150件がイグジットに至りました。

Index Ventures

1996年に設立されたIndex Venturesは、走った分だけ保険料を支払う自動車保険を開発したMetromileの資金調達において、シリーズAをリードし、その後のシリーズB、シリーズD、シリーズEにも3回参加しました。
また個人向けと法人向けの医療保険をオンラインで提供するAlanが実施した資金調達において、Index VenturesはシリーズAからシリーズCまでのラウンドに3回参加しました。
Index Venturesは様々な業界に関わるベンチャー企業約800社への支援を展開しており、そのうち約170社がイグジットに至りました。

Horizons Ventures

2006年に設立された香港を拠点とするHorizons Venturesは、保険仲立人向けのプラットフォームを提供するWefox GroupにシリーズAとシリーズBの投資ラウンドで出資しました。
そしてスマートホームのサービスを組み合わせた住宅保険を取り扱うHippo Insuranceに対しては、Horizons VenturesがシリーズAにおける投資をリードし、続いてシリーズCにも参加しました。
Horizons Venturesは現時点で出資したベンチャー企業が約210社あります。
イグジットに達成したベンチャー企業は26社に上り、そのうち半数以上が米国を拠点としています。

日本のInsurtech企業のベンチャー投資

日本では、通常のベンチャーキャピタルの他に、事業会社が設立したコーポレートベンチャーキャピタルもInsurtech企業への出資を行なっています。
コーポレートベンチャーキャピタルとは、イグジットによるキャピタルゲインの獲得だけでなく、事業会社が本業を成長させる目的で、協業等の可能性があるベンチャー企業に出資する会社です。
例えば、justInCaseは伊藤忠商事SBIインベストメント等から投資を受け、hokanはソニーのSony Innovation Fundに投資されています。
海外と比べると日本のInsurtechの成長が後れている状況の中で、コーポレートベンチャーキャピタルはベンチャー企業との協業可能性を拡大することによって、Insurtech事業の発展を加速させることができるのではないでしょうか。

保険料ゼロ円からのがん保険をご存知ですか?

  • がんになったら80万円給付!
  • がんになった人の保険金をみんなでわりかん
  • 誰も請求しないと保険料の支払いはゼロ円
  • 毎月の保険料は最大でも500円(被保険者: 20-39歳の場合)

↓↓↓詳細は画像をクリック↓↓↓