7月12日(水)に「InsurTech Startup Meetup」が開催され、当社から代表の畑、プロダクトマネージャーの豊田、アカウントマネージャーの西の3名が登壇しました。
「InsurTech Startup Meetup」は海外から出遅れている日本のInsurTechを盛り上げるために開催されています。35回目となる今回は「DX、AI、データマーケティングなど新技術に対する姿勢や取組み、社内での推進方法 ー大企業とスタートアップの比較ー」がテーマ。スタートアップ代表として当社、大企業代表として三井住友海上火災保険株式会社が参加し、オンラインとオフラインのハイブリッドで開催されました。
プレゼンテーションセッション
まずは、畑によるjustInCaseおよびjustInCaseTechnologiesについての紹介からスタート。その後、西から当社のSaaS型保険システム「joinsure」のマーケティングサポート機能「joinsure-marketing」についてご説明しました。
「データマーケティングとは?」に始まり、「joinsure-marketing」での取り組み、顧客向けに行っているアウトプットの実例や導入成功事例、計画中の取り組みまで詳しくお話ししました。
続いて豊田より、「大規模言語モデルや生成系AIの活用 保険スタートアップの取り組みから」と題して、Open AIによるChat GPT用API提供開始後の社内の取り組みやAI活用ユースケースのブレインストーミング結果、「joinsure」にAIを組み込んだ案などについてご説明。
さらに、実際に作成したプロトタイプのデモや、デモを見た顧客からの意見をご紹介しました。また、各種APIを組み合わせるだけである程度精度の高いプロトタイプができるが、AI自体はもはやコモディティ化している保険業界において、スタートアップはどのように戦っていけばよいか、という切り口でもお話ししました。
その後の三井住友海上火災保険株式会社の木田さんと佐藤さんのお話では、アナログな会社をどう変えてきたか、マーケティング専門組織の発足からCX人材育成方法、CDPを活用した取り組みなど、様々なトピックスについて伺うことができました。
プレゼンテーションセッションの様子はYoutubeにてアーカイブ配信されています。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
DX、AI、データマーケティングなど新技術に対する姿勢や取組み、社内での推進方法 ー大企業とスタートアップの比較 | InsurTechStartupMeetup vol.35
パネルディスカッション
プレゼンテーション終了後は、slidoで集まった質問に登壇者が答えるパネルディスカッションを実施しました。
「バラバラな場所にあるデータを一つのフォーマットにまとめる効率の良い方法は?」
「詳細な分析にはコストがかかるはずだが、コストよりも分析によって得られる収益が上回っているのか?」
といった、実務に紐づいた鋭い質問が多数紹介されました。
大企業は膨大なデータの管理方法に課題があり、スタートアップはデータの量に課題があるなど、保険DXにおける大企業とスタートアップの違いがより明確になる時間でした。