本当に1ヶ月で開発できたの?
こんな質問をよくいただきます。答えはもちろん「YES」
ここではその開発裏話を。
私がjustInCaseにジョインして約半年。
たくさんのプロジェクトが進む中、この会社のスピード感と一人一人の主体性に驚かされていました。
しかし一番驚いたのは今月1日にローンチした「コロナ助け合い保険」の開発。
「未曾有のウイルスで世界的混乱のなか、保険会社にできることは何だろう」
CEO畑からの問いかけに対し、全員がコロナ禍で必要とされる保険を作ることに賛成しました。
そして情勢が悪化してきた4月1日、kickoffを実施。
1ヶ月で本当に「コロナ助け合い保険」を開発したのです。
開発背景
PM、アクチュアリー、エンジニア、デザイナー、リサーチャー、PR約10名のチームで毎日MTG。
それぞれが役割を超えた主体性でディスカッションする日々でした。
・可能な限り安価な保険料で最大限の保障を
・簡単な加入プロセス
・医療従事者への感謝とエールを込めたい
・離れていて会えない大切な人を想う気持ちにも応えたい
・エッセンシャルワーカー、非正規雇用の方達のサポートになりたい・・・・・・・・
たくさんの想いが溢れ、商品設計もメッセージの表現も、何度も白紙に戻りながら前進していきました。
そして何より日々変わる情勢のなか、「必要な時に、必要な方に、必要なものを届ける」とはどういうことなのかを繰り返し議論。
「理解はできるけど少し違うのではないか」「だったらこうしたらどうだろう」
これが当社の日常的なやりとりの一例です。
スピーディな開発の裏側には当社のこんなカルチャーがあります。
「事実と意見の区別」
「理解と同意の区別」
「意見の批判と人格の否定の区別(言う側も受け止める側も)」
「言葉の範囲を明確にすること(「赤い」は話す側と聞く側では違う)」
いいものを作ろうと思うと衝突は避けられませんが、上記を胸に留めて議論することで建設的な議論になります。
わかっていてもなかなか難しいこの難題を、みんながしっかり実行できていることが当社がスピーディかつ価値ある商品を提供できる理由なのだと実感しています。
当社が重視するバリュー
- 「これ、儲かる」より「これ、おもしろい」
- 行動には責任を伴うことを意識しつつも、素早い行動には必ず賞賛を
- 1人+1人 > 2人
- 競争ではなく、新しい価値を生み出す
- ダイバーシティから生まれる価値を大切に
- Make mistakes to learn!
- 「いや、それじゃ何も変わってないやん」を常に気にする
- 「ユーザーに聞いてみよう」
- 「何をするか」よりも「誰とするか」
まさにこれがjustInCase。
今回の「コロナ助け合い保険」で私が今まで以上に実感した素晴らしいバリューです。
特に、私が入社を決めたのは「これ、儲かる」より「これ、おもしろい」
「おもしろい」の基準が同じ人が集まりプロダクトへの愛があるからこそ、同じベクトルを向いてスピーディにプロジェクトを動かせるのです。
そしてできたのがこれ
「コロナ助け合い保険」https://medical.justincase.jp/entry
・手続きはスマホ/WEB上で人との接触なしで完結
・1泊2日以上の入院に対し、入院一時金10万円を保障(自宅療養もOK)
・新型コロナウイルス罹患時の自宅療養にも対応
・クレカ決済完了後すぐに保障開始
・安価な保険料
・収益から必要経費を引いた全額を医療機関に寄付
一人でも多くの必要としている方に届くことを願いながら作りました。
みんなが不安を抱える日々、こんなにタイムリーに意義あるプロジェクトを愛あるメンバーと共に世に提供できるのがjustInCaseです。