日々全力で前に進む justInCaseの社員たち。この企画では、社員それぞれの想いや志、これまでの努力を、彼ら自身が語る言葉でお届けしていきます!
第25回は、Administration Manager 竜石堂 です。
上場準備、IRを中心に会計業務、管理部門業務で豊富な経験を持ち、justInCaseの成長の要石である竜石堂が、ITベンチャー畑で培われた仕事に対する向き合い方についてお話します。
justInCase 私の履歴書 Vol.25
-プロフィール
竜石堂 潤一(りゅうせきどう じゅんいち)
職種:Administration Manager
趣味:スキー、ダイビング、最近は子どもと釣りやかぶと虫採りも
監査法人から事業会社への転職と、尋常じゃないスピードで成し遂げた2度の上場
大学では経済学部を専攻し、卒業後に公認会計士試験に合格後、監査法人に入社。監査法人で8年勤務した後、上場準備会社を経て、上場会社のボードメンバーとしてのマネジメント、IRを経験してきました。
会計士としてクライアントの上場準備に携わる中で、より企業の当事者として事業を大きくすることに関わりたいという思いが芽生え、事業会社への転職を決意。
justInCaseに入社するまでは、計3社のIT系ベンチャー企業で管理部門を経験しましたが、特に、その中でも一番長い間勤めていた株式会社オルトプラスでは、東証マザーズ上場と東証一部への鞍替えを経験しました。オルトプラスへの入社は、つながりのあった証券会社やVCに相談して紹介してもらったことがきっかけです。
入社当時は、まだ設立して1年6か月、社員数は40人。目指す方向を定めてとにかく一直線に進む、尋常じゃないスピード感でした。実際に、私が入社してから東証マザーズ上場までわずか1年足らず。その後、東証一部上場まで1年。このハイスピードな成長に、管理部門は4人のみ。もちろん業務はやれどやれど山積みで、週7日ずっと仕事をしている、といった時もありました。
人的資源が少ない分、1人の守備範囲が広いし、際限がない。今の自分のモットーである「こぼれ球はすべて捕る」という考えは、当時の経験から学んだことです。
オルトプラスでの上場準備やIR業務が落ち着いてきたタイミングで、働き方を見直しつつ、新しい環境でまた新たなミッションに挑戦するため、オルトプラスの卒業に至りました。
まだ世に出ていない、Insurtechという分野、justInCaseというプレイヤー。それこそがチャンス
jusInCaseに入社する時、実はもう1社の金融系の会社と迷っていました。それでもjustInCaseに入社したのは、ITという自分の経験領域と、保険という全く新しい領域の2つの融合を経験できる、justInCaseがとても貴重な環境だったからです。
調べてみれば、Fintechの中でもInsurtech(保険×IT)はまだまだ世に出ていないが、市場が大きく世界的に活躍できる分野である可能性があると思いました。国内のInsurtechのプレイヤーも聞いたことがなかったので、成功の大きなチャンスだろう、と。
ベンチャー企業は20-30代の勢いのある方が多かったりしますが、代表の畑は保険業界で長く経験がある。第一印象はとてもフットワークがある軽やかなのですが、経験があるからこその落ち着きと安心感がありました。
管理部門のジェネラリストとして、会社の仕組み作りをしていく
経理は、社員の皆さんの結果を数字で表す仕事です。数字だけを見るのではなく、どういったアクションを動かしていて、どういった経緯のフローで報告するのか、この仕組み作りが重要です。
また、会社の全てのアクションが数字に跳ね返ってきます。そのため、直接業務に関わらなくても、自分から各会議に参加したり、Slackや各資料を読んで情報を確認し、仕組み作りに反映できるように意識しています。
最近では、ありがたいことに多くのバックオフィス系のサービスが世に出てきて、いつでもどこでも管理部門の業務をできるようになってきました。
justInCaseでも、ルーチン業務の標準化を進めています。少額短期保険会社のjustInCaseと、IT開発会社であるjustIncase Technologiesと2つの組織があり複雑さもありますが、リモートワークを活用しながら業務をすることができています。
ルーチンワークや手を動かす業務はどんどん効率化を進めて、頭を使って業務に集中できるようにする。justInCaseは私を含め管理部門は3名(今秋には5名になります!)ですが、IPOとその先に目指す「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンの実現に向けて、全力で事業の成長を支えていきます。