私が200億円の資金調達を必要とする理由

200億あったらどうしますか?ということをお話する機会を頂いて、じゃあ保険会社を作るかと思ったのですが、保険会社はどうせ作るし、もっと違うことをやりたいと思って三週間考えました。まず自分の紹介です。クラスに一人はいる数学だけは出来るやつでした。俺天才、って19才の4月まで思ってました。ポジティブバイアスの塊で学校にも行かず本を読んでて、3ヶ月後に大学にいったら、クラスメイトみんな自分並にできたし、水野君は自分よりすごかったです。

もう人と違うことをしていくしかない。数学は好きなので、新卒で金融・保険に行こうと思ってミリマンという保険コンサルティング会社に入りました。保険のコンサルタントになったのですが、23才には無理ゲーだったので、金融工学とか、最先端のことだけやってました。お金もらいながら年上の人たちに教えてもらっていました。

保険で一番クリティカルなのは死ぬことです。保険金一千万円とか二千万円とかもらって、悲しみ、消えますか?お金もらって解決しませんよね。

Jobsのスピーチの引用ですが、いつも死ぬと思って今日が最後の日だと思って生きると、人生が充実する。死ぬこと自体はいいこと。

起業当初、2-30歳年上の人にたくさん助けられてきて、何人もご相談に乗っていただいて、その中で京大の宇野先生と飲みに行きました。タダで保険計理人になってもらえませんかとかお話しました。

で、3ヶ月後に亡くなった。家族から電話をもらいましたが、まさかそんなすぐと思わなかったので、その日のミーティングをキャンセルしなかったんです。畑君忙しいやろ、とおっしゃってたし。死に目に合えなかった。

忘れるからいいよ、という人も忘れたくない、という人もいます。

前置きが長くなりましたが、脳をコピーしたいと思います。

大学の時の天才、理化学研究所の鶴野に教えてもらった。ニューロンが一千億個あり、シナプスが150兆個あり、ニューロンとニューロンの間を電流が流れることによって記憶が出来るそうです。

ニューロンの幅17nmで脳をスライスします。マウスの脳は全て可視化できている。

足りないのはデータ。みなさん死ぬときは脳を冷凍保存してスライスしてください。すでに1976年から100人以上冷凍保存されています。

もし200億円あったら、どうせ保険やっていくんで、虚しくなるの嫌なんで、保険では解決できないことを解決出来るように、どうせみんな死ぬんで、やりたいなと思っています。


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